500ユーロ(高額紙幣)の使い方、闇の使われ方

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現在ユーロは世界で流通している通貨として約20%を占めており、米ドルと並び世界2大通貨と呼ばれたり、日本円や英ポンドを合わせて世界3大通貨とも呼ばれ大きなポジションを持ちます。加盟国間で自由な資本・資金運用の自由化からはじまり仮想紙幣からリアルマネーへと形を変え実体化しました。

 

またユーロ紙幣にはかなり高い設定の高額紙幣というものが存在しており、一番上は500ユーロ。なんと日本円換算で約65000円にもなるから驚きです。ただ、残念なことにこの高額紙幣の多くは闇組織による資金洗浄などの使われ方が多いとニュースで報じられていました。

 

ユーロ紙幣は50ユーロ(ユーロ)、200ユーロ、100ユーロ、50ユーロ、20ユーロ、10ユーロ、5ユーロと7種類あり、1ユーロは現在日本円換算で127.494円。市場に出回る多くは50ユーロから下の紙幣や硬貨。500ユーロはおろか、100ユーロでも小さな町では嫌がられたり使えないことがあるといいます。

 

今回はそんなユーロに焦点をあててみました。

 

※ちなみに、ユーロ硬貨は8種類。デザインは国章のヴィーティス(Vytis)。これは白馬に乗った騎士のデザインで、側面にはLAISVĖ、VIENYBĖ、GEROVĖと刻まれており、順に「自由」、「統一」、「幸福」という意味。

 

ユーロの歴史

euro-371329_640ユーロは1999年1月1日に仮想通貨(決済用)として導入され、3年後の2002年1月1日に現金通貨として(当時、初代EU大統領としてファンロンパイ氏が選ばれる)それまでのユーロ導入国の法定通貨ともなりました。ユーロ導入国は現在19カ国。また、ユーロ紙幣のデザインは統一さているものの、実は印刷された番号によってどの国で製造されたものかが判別できるような仕組みで出来ています。

【ユーロ導入国】※2015年時点
オーストリア、キプロス、フィンランド、フランス、ドイツ、ベルギー、ギリシャ、アイルランド、イタリア、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、エストニア、スロヴァキア、スロヴェニア、スペイン、マルタ、オランダ、ポルトガル、

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仮想通貨とは、文字の通り「仮想(バーチャル)」。ここでは「オンライン決済」で使用できる貨幣価値をもつ通貨のこと。通常、特定のサービスなど決まった範囲内で使用されます。

500ユーロの使い道

高額紙幣はどの国に旅行してもあまり使い勝手のいいものではないですよね。ユーロの場合、通常市場に出回るのは10ユーロ、20ユーロ、50ユーロまでで。500ユーロほどの高額紙幣を一度手にしてしまうと、小額紙幣にチェンジするにもレートが悪かったり、手数料がかかったりと多少なりとも苦戦すると思います。

 

sherlock-holmes-147255_1280パリ市内では500ユーロを持って銀行のチェンジに行っても、現地の口座を持っていないという理由で断られたというケースもあるとか。またあるときは、ドイツのスーパーではレジで出された500ユーロを店員数人で念入りに調べ、警察に高額紙幣受取の連絡をいれてからお釣りを返すという取扱いの厳重さだったりも。

 

このように旅先での予想しなかった諸所の面倒を考慮すると、できれば最初のエクスチェンジで受け取った時に高額紙幣を断って少額にしてくれと頼んだ方が賢明なようです。後からエクスチェンジできるとしても手数料もかかってしまいますしね。

 

或いは、空港内のお店で使うという方法もあります。ホテルでの両替はホテルのランクが低い場合チェンジできない場合もあります。嫌な顔をされるかもしれませんが、頑張っておつりと交換してもらいましょう。日本円で考えたら1枚5万円以上の価値をもつ紙幣は、現地でも確かに扱いにくいです。

 

500ユーロはどこで使われているか

ではこの高額紙幣は実際にどのように使われているのかというと、闇組織(ギャングやマフィア)の資金洗浄や、資金調達、預金などが多くを占めているようです。例えば100枚の500ユーロなら折り曲げてズボンのポケットに入れたり、あるいはタバコの空き箱にギュッと詰める事もできるようで。こんな風にすれば大金を持ち運ぶには超便利。見つかりずらい。という訳で、その道では大人気なようです。

 

とある報道で、タバコの空き箱に紙幣を詰めたところで「世界一高額な煙草のできあがりですね」とかアナウンスされていましたが、サラッと怖いこというなぁ~と思いました。でも確かに、100枚のユーロ紙幣は日本円で約650万円ほど。こんなにコンパクトな650万円は他にはないでしょうね。

 

なぜ500ユーロは廃止されないのか

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どんどん闇イメージが膨らんできますが、この紙幣は廃止になる予定はないのでしょうか。ECB(欧州中央銀行)は2013年時点で500ユーロについて「廃止する計画は無い」と言っています。その理由として「高額のユーロ紙幣は価値の貯蔵手段として重要な役割を果たしている」からだそうで。価値の貯蔵手段って何?今一つ具体的な理由に聞こえません。どういう意味でしょうか。

 

仮に、直ちに500ユーロ紙幣を廃止にすると、現状500ユーロを多く保有する闇組織はこの資金を他の小額紙幣に交換することができません。なぜならこれらの紙幣を銀行に持って行くには、紙幣が正当な価値を持っているという証明が必要だからです。

 

つまりギャングたちの不正な富(500ユーロ)が実質消滅することとなり、そうなれば相場も大幅な下落が見込まれる。さらにさらに怒ったギャングたちの反撃も厄介…。バランスが崩れるのですね。ならば、現状維持で税金を徴収したほうが平和(?)という意味だと思います。

繰り返しになりますが、高額紙幣はツアーで回って紹介される店や施設だけを利用するならそれほど問題なく使えると思いますが、個人旅行で小さな村や町を訪ねると言う場合には、まず高額紙幣は使えないと思った方が無難です。

最初の両替で高額紙幣を渡されないようによくチェックしましょう。

 

 

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