ウグイスとホトトギスの違い。育児放棄はどっち?!

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春になると「ホーホケキョ」と聞こえるウグイスの声。「ホ、ホ、ホー!」と練習中の子たちもいて、可愛いですよね。そんなウグイスの声を聞いているとふと、ホトトギスってどんなんだっけ??という疑問が走る時ありませんか?


今回はウグイスとホトトギスの違いについて調べてみました。

ウグイスとホトトギスはまったくの別モノ

ウグイスは黄緑色の花札の絵でもあるようなイメージを思う人が多いかもしれませんが、実際には違うようです。また、ホトトギスとの鳴き声も全く違いますし、特に大きく違うのはその子育て方法。それを思うとウグイスとホトトギスは天敵とも言えるかもしれません。

ウグイスの声を聞くと「春だなぁ」と感じますが、実は1年中見ることができる鳥だったりするのでビックリです。好む場所はササやぶらしいので、普段はそちらにいるんだけども、春の繁殖期になると活発に動き私たちがその存在に気づくのかもしれませんね。

ではそれぞれの特徴を見て行きましょう。

ウグイスとは

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234743848_org「ホーホケキョ」と鳴き、春を告げる鳥として親しまれる皆が知っている鳥で有名。日本三大鳴鳥の一つとされ、つがいで子育てをする。親の鏡だなぁ。素晴らしいですね♪


『梅にウグイス』という文句もあるものの、実際には梅の木にとまることは少なく、通常ではササなどの藪(やぶ)の中で昆虫などを捕えているらしい。特に繁殖期はササやぶを好み、ササの低木に球形の巣を作ったりする。

カラダの色は、上面は「灰黄緑色」、下面は「汚白色」ということで、イメージする「ウグイス色」とはかなり違うんですよね。

ウグイス(スズメ目ウグイス科)

英名:Cettia diphone
学名: Horornis diphone
分布:全国
全長:約14~16㎝(スズメは約14~15cm)
みられる時期:一年中(寒地で3月~9月)
鳴き声:繁殖期のオスが「ホーホケキョ」と鳴く
くちばし:細長く尖っている
雄雌の特徴:色は同じ。雄の方が少し大きい。


ホトトギスとは

Cuculus_optatus_in_Japan見た目はツツドリと非常に似ており、ツツドリよりも小さい(写真はツツドリ)。お腹にある横シマも太く粗め。ホトトギスの鳴き声は「特許許可局」や「テッペンタカ」と表現されたりする。(個人的にはテッペンタカというのはイマイチよくわからない…。)

鳴くときは飛びながらもあれば、夜間でもあり、甲高い声で良く響くのでなんだかうるさい…という印象も(笑)。
単独行動が多く「蛾の幼虫」を主に食すようです。

ホトトギス(カッコウ目・カッコウ科)

英名・学名:Cuculus poliocephalus
分布:北海道~九州
全長:約28㎝(スズメは約14~15cm)
みられる時期:5月~10月
鳴き声:繁殖期のオスが「キョッキョキョキョ…」と鳴く
くちばし:下に曲がっている
雄雌の特徴:色は同じ。
その他の特徴:指が前と後ろに2本ずつ

ホトトギスの育ての親はウグイス?!

雛の卵はホトトギスもウグイスも非常によく似た形状で、色は同じチョコレート色。それを「しめしめ…」と思ったかどうかは知らないが、育児放棄気味(?)のホトトギスは、ウグイスの親がいない時を見計らい、卵をウグイスの巣に生みつけてしまう。

帰って来たウグイスは繁殖期だからなのか、その卵を自分のものだと思いこみせっせと育てる。(気が付けよ!と、突っ込みたくなる気もする。)雛が自分の体よりも大きくなるまで丹精込めて育てるのだぁ…っ。

これを、托卵と言います。つまり、自分で生んで、他の奴に育てさせる。という方法ですね。引きますね~(笑)
ちなみにですが、托卵しようとするホトトギスをウグイスが見つけた時は、もんのすごい勢いで追い払うみたいですよ。気が付いた時はやるんですね!気が付かなかったときがかなり残念ですが…。

騙すより騙される方が人の幸せという説もありますし、育てたことで人助け(鳥助け)になっているかと思えば、ウグイスの方が得(徳)しているとも考えられますね!なんてポジティブ!

ちなみに「ホトトギス」と検索すると、鳥よりもお花の「ホトトギス」の方が沢山でてくるようです。


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ホトトギスの花(Tricyrtis hirta)ユリ科植物の属のひとつ。


いかがでしたでしょうか。ウグイスとホトトギスって意外に混同されがちで、はっきりと「違い」を言える人は少ないかもしれません。


お友達や家族からどう違うのかなぁ~?って言われたら、是非答えてあげてくださいね!

 

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